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  リフォーム専門店
 

(マンションの結露対策工事事例)

 

当店では、マンションの部屋の中の結露によるカビ対策工事を数多く行なっています。
そのほとんどの原因は外気に触れる壁面の
内部結露によるものです。
築年数の古いマンションは、断熱が不十分で内部結露が起こりやすくなっています。欠陥とは言えませんが、建築当時の基準の甘さが今になって問題を起こしているのは事実です。
カビは健康を害う原因にもなります。健康で安心して住める環境にするのは最優先課題であるとも言えます。

平成21年度補正予算で、住宅版エコポイント制度が承認されました。
壁・床・屋根・窓の断熱工事に対してエコポイントが発行されます。
この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

 サッシの結露とカビ  天井にある黒カビ
 壁全体に広がったカビ  クローゼットの中の水滴とカビ  
現地調査 
現状の状況を把握する為に現地調査を行ないます。
同じマンションの中でも位置する場所により結露の状況が違います。
一日中影になっている部分や風の強く当たる場所などによって、躯体の冷え込み方が変わるのです。ほとんどがお住まいになりながらの工事になります。
工事のできる範囲や時期なども考慮しながら優先順位を決め、プランニングを行ないます。また、依頼のあった箇所だけでなく必要である場合は、断熱工事の箇所を広げるケースもあります。

左の写真のお宅の場合、クローゼット内のカビを何とかして欲しいとの依頼。
実は、2年前にカビがひどいので内装工事を行なったばかりであったが、その時に十分な断熱工事を行なわず見た目だけ綺麗にしたために再発。クローゼットだけでなく、まだ比較的綺麗な部屋の外壁部分全体を断熱工事することを提案。

以前他店で結露対策でエコカラットを施工した部屋です。
断熱工事をしないまま施工をしたため、エコカラットが結露してしまいカビが発生してしまいました。
残念ながら断熱が不十分な場合、エコカラットでは結露対策にはなりません。


サッシ部分の結露です。
実はこの窓には真空ガラススペーシアが取り付けてありました。
ガラスの部分の結露は少ないのですが、アルミサッシの部分の結露はひどく窓の下の壁を濡らす程流れていました。
アルミサッシは外気にも直接接しています。そのため熱伝導率の良いアルミは部屋の中で結露してしまいます。
断熱工事は壁だけでは不十分です。窓には内窓を施工するのをお勧めします。

工事内容

(壁下地工事)
当店では、問題のある壁面の下地材はすべて解体します。
コンクリートの躯体に断熱材付石膏ボードがボンド付けされています。(GL工法)

 
 
解体された壁下地。断熱材は15ミリだけです。
   
(クローゼット解体工事)
クローゼットはベニヤを貼り付けていました。中はスタイロ板20ミリが置かれていました。
間柱は全て撤去します。
 
   
化粧梁を解体した中です。
中には排気用のパイプがありました。
本来ならば断熱だけでなく防火のために防火用のパイプが取り付けられているはすが、塩ビパイプで施工されていました。
壁や窓だけでなく、配管の結露にも要注意です。

   


表面の石膏ボードを解体すると、コンクリートの躯体が現れます。
左上の写真の白く光っているのが結露でできた水滴です。
念のためにこれは水漏れではありません。
躯体が冷えて、部屋の中で結露しているのです。

左中の写真も結露した水滴です。効果の薄い断熱だと壁の中で同様に結露していると考えられます。

左下の写真は結露による水分を含んでしまったコンクリートの写真です。
解体する前、壁紙にカビが発生していた部分のコンクリートは水分を含んでしまい色が黒くなっています。
中には排気用のパイプがありました。
本来ならば断熱だけでなく防火のために防火用のパイプが取り付けられているはすが、塩ビパイプで施工されていました。
壁や窓だけでなく、配管の結露にも要注意です。
 
   
乾燥(1日以上)
解体したコンクリート面(躯体)は結露しているので、必ず乾燥させます。本来ならば夏場の気温の高い時期に工事をするのが理想ですが、問題が表面化しやすい冬場の工事が多いので、ヒーターなどを利用して強制的に乾燥させます。
 
   
(断熱塗装)
当店では、断熱材だけでなくコンクリート面(躯体)に直接効果のある
断熱塗装を行ないます。
断熱塗装を行なうことで、より確実な結露防止策となります。
また、窓など開口部で断熱材を十分入れられない場所でも効果を得ることができます。
  
   
(断熱材取付工事)
次に断熱材を躯体面に取り付けていきます。
使用する断熱材は、
フェノールホーム保温板40ミリです。
外壁断熱に使用する断熱効果に優れた商品です。
断熱材と断熱材の繋ぎ目は、専用の機密テープを使用しています。


(間柱取付工事)
断熱材の取り付けが終われば壁の下地となる間柱を取り付けます。
間柱は約300ミリ間隔で取り付けます。
また間柱の厚みは約40ミリある為、そこに空気層ができます。
この空気層も断熱効果を生みます。










窓の額縁も新しくします。
内窓設置の為の枠ともなります。
 

(石膏ボード取付工事)
壁の下地の石膏ボードの取り付けます。
当店では下地のボードに
調湿機能のあるものを使います。
調湿建材と呼ばれるものです。湿度の高い時はボードが湿度を吸い、低いときは湿度を出します。
この機能で一年を通じ快適な室内環境を作ります。










断熱工事をすると壁の厚みが増えます。
左下の写真の左側の白い部分が元の壁です。緑の部分から断熱工事をしています。
壁の下地の状況にもよりますが、元の壁より70ミリ程度壁厚が増えます。
   



(換気扇取付工事)
結露・カビ対策には断熱工事だけでは完璧という訳にはいきません。
換気も重要になります。
そこで当店では換気工事も同時に行ないます。
マンションでは新たに穴を開け換気扇を取り付けることはできません。
そこで今ある配管等を利用して換気を行ないます。
浴室の換気扇やトイレの換気扇を常時換気機能付き3室用に変更したり、キッチンの換気扇を常時換気機能付きに変更して対応します。
吸気はエアコンのスリーブを利用します。
   
(クロス貼り工事)
最後に仕上げのクロス貼り工事をします。
使用するクロスは通気性クロスを使用します。ボードに調湿機能があるので通常のビニールクロスでは性能を発揮しません。このため
通気性クロスを使用します。
   

(内窓設置工事)

最後に内窓の設置を行ないます。
当店で取り扱っているのは
YKKAPのプラマードUトステムのインプラスです。
どちらも性能に変わりはありません。
ただ窓のガラスは通常ペアガラスを選択しています。

   
 
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